◆骨折について
みなさんおはようございます。
豊田市のマッサージ店 ケイロウ 豊田西ステーションの松尾です。
■骨の損傷全般を指す概念
外力により骨に生じる外傷。
単に折れるだけでなく、変形や亀裂などの損傷も「骨折」と表現される。
原因によって外傷骨折、疲労骨折(繰り返し力が加わり、疲労が発生して起きる)、病的骨折(何らかの疾患によって起こる)に分類することが可能。
折れる部位によっては重大な合併症が生じる。このため、骨折の手当だけでなく内科的なチェックも必要となる。
■症状
【一般的な症状】●激痛 ●腫れ ●内出血 ●可動性の異常(正常な状態では動かない部分が動く) ●変形 ●発熱
【合併症】●ショック ●骨髄塞栓 ●肺脂肪塞栓(骨髄が存在する部位の場合) ●内臓損傷(骨片により内臓や血管、神経などが損傷)
■治療法
整復:骨折してずれ(転移)がある場合は、徒手や手術、器具などで整復する
固定:外固定(ギプス・副木(ふくぼく)〔添え木〕などを使用)、内固定(手術による)、創外固定などの方法がある
陣痛剤:痛みが強い場合に投与する
リハビリテーション:関節が固くなるのを防ぐために行う
■高齢者には注意が必要です!
①肩(上腕骨頸部骨折)、脊椎(脊椎圧迫骨折)、手首(橈骨遠位端骨折)、足のつけ根(大腿骨頸部骨折)が高齢者の好発部位
②寝たきりになりやすいので、認知症や肺炎などに注意する
■アセスメントのポイント
●痛みはあるか
●現在生じている生活機能の障害と今後の改善可能性はどうか
●室内環境に転倒リスクはないか
■亀じろうケアプラン作成のツボ
今後の見通しと支援
大腿骨頸部骨折では、多くの場合、立位や歩行が困難になります。
早期からのリハビリテーション、早期離床が推奨されますが、歩行能力は骨折前よりも低下することが多いです。
寝たきりにならないような働きかけが重要です。
■日常生活の留意点
●ADLの状態に応じて段差の解消、手すりの設置、床材の変更など、移動しやすいような生活環境を整えます
●ADLの状態に応じて、車いす、杖などの歩行補助用具を使用し、日中離床して過ごせるよう支援します
●転倒した場合でも、床材の変更などやヒッププロテクターの装着により、骨折しにくい環境を作ります
■医療連携のポイント
●リハビリテーションの評価・実施
以上です。
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