◆緑内障について
みなさんおはようございます。
豊田市のマッサージ店 ケイロウ 豊田西ステーションの松尾です。
■高齢者がかかる代表的な眼の病気のひとつ
緑内障とは、視神経に障害が起こり、視野が狭くなる病気。
症状としては、少しずつ見える範囲が狭くなっていく。
眼圧が異常に上昇することにより視神経が萎縮し、視力が低下する疾患。視神経は萎縮すると回復が難しく、放っておくと失明に至る。
視神経が弱いことから眼圧が正常でも発症するケース(正常眼圧緑内障)や、糖尿病による合併症、薬の副作用、先天性、原因不明の急性などがある。
慢性緑内障は、自覚症状がないまま病気が進行してしまう。
■症状
●眼圧の上昇 ●眼痛 ●視野狭窄(視野が狭くなる)
●暗点(見えないところ)の出現 ●視野欠損(視野が欠ける)
【急性緑内障】●急激なめまい ●吐き気 ●失明
■治療法
薬物療法:点眼薬、内服薬
手術:レーザー治療(薬の効果がみられない場合)
※治療はあくまでも進行を遅らせるためのもので、一度失った視野・視力は治療をしても回復しない
■高齢者には注意が必要です!
①眼圧はいったん安定しても治療を中断するとまた変動する。定期的に検査を受け、視野障害が進行していないことを確認。
緑内障は生涯にわたる管理が必要
②血圧、心臓、呼吸器に影響を及ぼす治療薬があるので、服薬後の様子を観察
■アセスメントのポイント
●視野の欠損、視力低下はどの程度進んでいるか
●視覚障害により生活上どのような支障があるか
●他にどのような薬を服薬しているか
■亀じろうケアプラン作成のツボ
今後の見通しと支援
自覚症状がないままにゆっくりと症状が進む。
自覚症状がなくても、気にかかる兆候がある場合は、早期の受診をします。
緑内障と診断された場合には、点眼などの治療と同時に、生活習慣を改善することが大切。
■日常生活の留意点
●栄養バランスに気を付けた食事を摂り、睡眠をしっかり摂る
●自覚症状がなくても、定期的な検査を受ける
●ストレスや興奮は眼圧上昇の原因となるので、穏やかな生活を送れるように配慮
●水分は一度に大量に摂ると眼圧が上がりますが、常識的な量で水分を摂るようにしましょう
■医療連携のポイント
●使用禁忌となる薬、副作用の確認
●眼科以外の受診時には緑内障であることを伝える
■副作用・治療の影響
●抗コリン作用を持つ薬は、眼圧の上昇をもたらすため使用は禁忌、または慎重投与となる。抗パーキンソン薬、狭心症治療薬にも注意が必要
■使える制度
一定の条件を満たした場合:身体障害者手帳、障害年金
以上です。
#豊田 マッサージ #マッサージ #訪問医療マッサージ #豊田市 #岡崎市 #安城市 ♯知立市 ♯みよし市
Facebook: https://www.facebook.com/keirow.toyota/